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ステビアの効果・効能

2020/12/08 記事

ステビアには、甘味料以外に様々な効力があることがわかり、今日まで各研究機関で、その研究がなされてきました。

その結果、健康産業、農業、畜産、水産、環境浄化など様々な分野での応用が期待され、ステビアの持つ可能性が広く知られてきました。

主なものには以下のような報告がなされています。

1. 強力な抗酸化:緑茶の7倍(東北大学農学部水産科学研究室)

2. 選択的予防と殺菌作用:O-157(ベロ毒素)、サルモネラ、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、セレウス、エルシニアなど食中毒起因菌を殺菌し、ビフィズス菌や乳酸菌など有用菌を殺菌しない。
(東北大学農学部応用微生物講座)

3. ウィルスの抑制作用:エイズ・ウイルス、肝炎ウイルス、ロタウィルス、テング熱、オーエスキー、鳥インフルエンザウィルスの抑制(福島県立医科大学細菌学講座・大阪府立公衆衛生研究所)
4. ピロリ菌の殺菌(福島県立医科大学細菌学講座)

5. アトピー・アレルギー・花粉症・胃潰瘍の原因物質「ヒスタミン」の解毒作用(東北大学農学部水産科学研究室)

6. 糖尿病の改善:千葉大学薬学部 矢野教授、谷文雄医学博士
※血糖値に及ぼす影響報告書 パラグアイのミケル博士
※国際糖尿病学会で「ステビアを煎じた煮汁は糖尿病に卓越した効果がある」と発表。

7. ステロイドホルモン剤の副作用の抑制(愛和アレルギー研究所・木村昌子博士)

8. 猛毒ダイオキシンの毒性分解(住友化学分析センター㈱)

9. ニコチンの分解作用(内藤環境管理㈱)

10. 農薬の分解(有機リン系・有機塩素系)

健康産業
古くはブラジル及びパラグアイの先住民グアラニー族が単に甘味料として用いるだけでなく、医療用として、心臓病、高血圧、胸焼け、尿酸値を低くするなどの目的で使用してきました。グアラニー族にとっては、ステビアは神聖な植物であり、崇拝の対象でした。現在ではハーブとして、糖尿病や高血圧の治療や健胃剤、二日酔い、精神的疲労に対する強壮剤として利用されています。

糖尿病
2006年5月に行われた「第49回日本糖尿病学会年次学術集会」にて、千葉大学薬学部の研究グループにより、ステビアが2型糖尿病の原因の一つである「インスリン抵抗性」を細胞レベルで改善する可能性があるという、自然抽出物では世界初めての発表がありました。

抗酸化力
マイワシ油を使った抗酸化力の実験では、ステビアの茎を熱水抽出したものは緑茶の7倍以上の抗酸化力が証明されたほか、ヒスタミンの解毒作用も確認されています 。
(東北大学農学部佐藤實・竹内昌昭:「ステビアの抗酸化活性とその利用」、食品と開発、vol.31, no.10, 1998)

肝臓病

消化器系研究に関して最高権威である米国消化器病学会週間(DDW2008)では、C型肝炎ウイルスの抑制について発表されました。

HCVレプリコンシステム(C型肝炎ウイルス増殖複製システム)を用いての抗ウイルス効果についての解析では、
1.ステビアエキス濃度が高いほどC型肝炎ウイルスを抑制した。
2.そのメカニズムとして細胞内インターフェロン・シグナルの誘導が示唆された。
3.ステビアエキス常用患者において副作用はほとんどみられない。
4.ステビアエキスは安全で効果的なウイルス薬になる可能性がある。
インターフェロン無効患者または何らかの理由でインターフェロンができないC型慢性肝炎患者に対し、今後臨床研究予定。

第44回「日本肝臓学会」総会が、2008年6月に愛媛県松山市で開催された。
C型慢性肝炎のインターフェロン治療などに多くの演目がさかれる中、C型肝炎ウイルスを抑制する食品物質の発表に注目した。中でも群馬大学医学部大学院病態制御内科学の「SteviosideのC型肝炎に対する新規抗ウィルス薬としての可能性」という発表が目を引いた。(同じ内容が2008年5月のDDW2008(米国消化器病週間)の中の米国肝臓学会部門でも発表済み)

Steviosideは甘味料成分だが、実験をしたのは「ステビア濃縮液」とのことなので、確認をしたところ、いわゆる「ステビアエキス」を使って実験をしたとのことであった。

ポイントを抄録から整理すると、
① ステビアエキスは、C型肝炎ウイルス複製を濃度依存性に抑制した。
② そのメカニズムとして細胞内インターフェロン・シグナルの誘導が示唆された。
③ ステビアエキスはIFNの抗ウイルス効果に対し、相加効果を示した。
④ ステビアエキスは効果的な抗ウイルス薬になりうると示唆される。
ということである。

メカニズムの部分であるが、
・ステビアエキスは「細胞毒性を認めない」=ウイルスも殺すが細胞も殺すというような毒物ではない
・IRSE活性、2-5AS活性を上昇させたが、NFκB活性は上昇させない。=肝炎を起こさせず、C型肝炎ウイルスだけを退治できる?可能性

・ステビアエキス常用患者において副作用はほとんど認められない
従って「安全で効果的な抗ウイルス薬になりうると示唆される」という結論を導きだしていたのだ。
今回の日本肝臓学会では、「C型肝炎ウイルスを抑制する」食品物質の中で、「ステビアエキスが特に注目に値する食品物質である」と結論づけた。


東京大学医科学研究所癌病態学研究部は、ステビアにマウスの癌の抑制効果があることを報告している。2002年の日本癌予防学会では、京都薬科大学と京都府立医科大学の共同研究によりステビアに制癌効果が認められたことが発表された。

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