多彩な効能を発揮するステビア
健康回復に多彩な力を発揮するステビア
免疫草ステビアは、南米のインディオ・ガラニー族が薬草として使用していたものを、植物学者である、ベルトー二樽士が学術的に位置付けした植物で、現在では約300種類があります。
日本には1970年(昭和45年)に安全であり、天然の甘味料の参考植物として、農水省によってパラグアイから輸入されました。
ステビアの茎の粉末を混ぜた飼料を与えると、鶏は卵を多く産むようになったり、牛や豚は発育成長が良くなり、また繁殖障害が減少したりするという好結果が得られたのでした。
一方機能性食品としてのステビアは、家畜や農作物に対するステヒア濃縮液の試験的な使用が非常によいことから全国的に進められていくうちに、思いがけない健康効果が幅広くわかってきました。
実際に飲んだり、皮膚につけたりしてみた結果、次のような報告が寄せられるようになりました。
①飲用すると疲れや2日酔いをしなくなった。胃の調子がよくなった。
②皮層につけると、農薬かぶれや虫刺されが治った。イボが小さくなった。
③風呂に入れると、乾燥肌がスベスべになり、あたたまって、よく眠れるようになったなど、ステビアにはさまざまな素晴らしい効能があります。
ステビアの効能については、東京大学医科学研究所、京都府立医科大学、群馬大学医学部、京都薬科大学、東北大学、鹿児島大学、福島県立医科大学などの多くの医薬学者が報告をされています。
1 抗酸化作用・・・ 東北大学農学部水産科学研究室
2 免疫力の向上作用
3 ガンの抑制作用
4 解毒・殺菌作用・・・住友化学分析センター㈱
5 糖尿病の改善作用・・・千葉大学薬学部 矢野教授、谷文雄医学博士
6 肝炎ウイルスの抑性作用・・・福島県立医科大学細菌学講座・大阪府立公衆衛生研究所
7 アレルギーの改善作用・・東北大学農学部水産科学研究室
8 動脈硬化の改善作用
9 心筋梗塞の改善作用
10 脳卒中の改善作用
11 痛風の改善作用
12 血圧の正常化作用
13 コレステロール値の正常化
14 リウマチの改善作用
15 ニキビの改善作用
16 便秘の改善作 用
17ピロル菌を殺菌・・・福島県立医科大学細菌学講座
18 肥満の改善作用
19ニコチンの分解作用・・・内藤環境管理
20ステロイドホルモン剤の副作用の抑制・・・愛和アレルギー研究所・木村昌子博士
糖尿病
2006年5月25日から27日に行われた「第49回日本糖尿病学会年次学術集会」にて、千葉大学薬学部の研究グループにより、ステビアが2型糖尿病の原因の一つである「インスリン抵抗性」を細胞レベルで改善する可能性があるという、自然抽出物では世界初めての発表がありました。
抗酸化力
マイワシ油を使った抗酸化力の実験では、ステビアの茎を熱水抽出したものは緑茶の7倍以上の抗酸化力が証明されたほか、ヒスタミンの解毒作用も確認されています 。
肝臓病
消化器系研究に関して最高権威である米国消化器病学会週間(DDW2008)では、C型肝炎ウイルスの抑制について発表されました。
1.ステビアエキス濃度が高いほどC型肝炎ウイルスを抑制した。
2.そのメカニズムとして細胞内インターフェロン・シグナルの誘導が示唆された。
3.ステビアエキス常用患者において副作用はほとんどみられない。
4.ステビアエキスは安全で効果的なウイルス薬になる可能性がある。