癌の自然退縮を起こす為には・・・
心がこもりがちの人は、ガンになりやすい
「ガンと心」を特集したドイツの医学書に、30年間にわたって、延べ1万2000人の患者を調査した結果が報告によりますと、癌になる人は、心理的な面からいえば、なかなか自分の心の発散ができない人、心のくらい人、うつうつと心がこもりがちの人は、ガンになりやすいといわれます。
ガン患者は、幼児期に親とわかれるなどの厳しい人間関係があって、抑制的性格の人が多い、失感情症、うつ病などの心理は、まさに現代人のものと重なり合っていると、鋭く指摘されています。
ナチュラルキラー細胞というリンパ球がありますが、この細胞は健康人にも存在しガンをやっつける正義の味方で、最近の動物実験からこの細胞の活性は、ストレスの有無に左右されることが分かってきたのです。
ガンとストレス、ガンと心の因果関係を類推する知見も出てきつつありますか、心理状態は、幼少期とその後成人するまでの欲求不満(貧欲)や瞋りや、それと気づかない愚痴が抑圧されて発散できない状態ともいえるのではないでしょうか。
心に不満や怒りや憎悪が、うっ積してくれば、免疫能力が低下して行きます。
心の傷は体の傷となってあらわれてくるようになります。
”自然退縮”といって、ガン細胞が体内にあるにもかかわらず、積極的に治療しないでいながら、ガン細胞の成長がとまるのに、二つがあります。
一つはどのケースも免疫能力が異常に強い、二つは性格的に強く、絶望感に陥ったり、ふさぎこんだりしないことだったといいます。
ガン患者がモンブランに登ったりなど、積極的にガンと戦い、目標を持って生きたことで、癌が自然退縮する人もいます。
故ノーマンカズン氏は、希望、歓び、生への意欲、確信、愛情などの肯定的感情は免疫力を高め、「治療系」と「確信系」が共同して、病気の治療に働くと述べています。
私は、令和3年4月に大腸がんと前立腺がんの末期癌になり、癌が体中の骨に転移していました。
病院での治療は、大腸がんは、大腸がんの摘出手術、その後は、腸を整える薬だけ飲んでいます。
前立腺がんは、半年に1回のホルモン注射、月1度のカルシュウムの注射だけの治療で、抗がん剤治療は受けて居ません。
今は、傷みも違和感もなく、癌マーカーの数値は安定し、元気に暮らせて頂いています。
私は癌になる前から、仏教に縁を頂き精進させて頂いています。
私と同じ宗教をされています中に、手術前に消滅された方、抗がん剤治療されたて健康になられた方、難病を克服された方など、自然退縮された方が多く居られます。
仏教は、病気を治すためす為にするものではありませんが、私たちの体には、医療が届かない領域があります。
そこに、本当の原因があります。
病気は、持って生まれた因と個々の心が関わっています。
私たちは、家庭や社会で、法を犯し、業を積む生活をしています。
その結果が、病気など災いとなって現れてきます。
病気になることは、自分を見返り、清らかな心に立て替えて行く為の「先祖」からの知らせです。
「心」は、免疫力や自律神経、治癒力を高めたり下げたりします。
心を清らかにして行けば、運命が変わり、前向きな強い心が生まれてきます。
私たち人間は、108の煩悩を所持しています。
捉われや執着、我や欲、人を責めるなどの煩悩、その煩悩は、人生を迷わせたり、悩ませたり、病気を呼び寄せたり、治りづらくしているものです。
その煩悩を取り去ってくださるのが「仏」様です。
その煩悩を取れば、楽しいことが増えたり、穏やかに心が持てるようになりますと、神仏の力が届くようになり、よい治療やよい医者に巡り合え、病気も癌も自然退縮していくものと思います。