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シワ・シミをつくる腸内フローラ

2023/08/03 記事

美肌を作り出す腸フローラ

最近の研究では、腸に関わる疾患(ガン、糖尿病、肥満、リユウマチ、アレルギーなど、これまで考えもしなかった病気が腸内細菌と関わっていたことが分かり、すでに30以上の病気で腸内フローラとの関係が・・・・さらに認知症、美容にも、腸内細菌が出すある物質の力でお肌のシワが減少することも分かりました。肥満は、生活習慣にあると考えられていますが、近年、腸内フローラも肥満に関係していることが明らかになりました。

興味深い研究結果として、片方が太っていてもう片方が痩せている双子の、それぞれの腸内フローラを無菌マウスに移植したところ、食事や運動量が一緒だったにも関わらず太っている人の腸内フローラを移植したマウスのみ太った、という報告があります。

このような研究結果は、腸内フローラへのアプローチが肥満の治療法として役立つのではないかと注目されています。

腸の中にはたくさんの細菌が棲みついていて、細菌のエサ、つまり食べ物が胃で消化され、小腸で吸収されなかったものをせっせと食べて、生存競争を繰り広げています。

ヒトの体を構成する体細胞の数は約37兆個と言われていますが、腸内細菌の数は、それよりはるかに多い約100兆個。

種類にして数100から1000種類もいる腸内細菌と、小腸・大腸の腸管細胞などが相互に関係し合い、おなかの中にひとつの生態系を形成しています。

小腸の主な働きは栄養素の吸収。

胃で消化され、粥状になった食べ物が送り込まれ、ここで最終的にたくさんの消化酵素とまざり合い、分解が行われ、その栄養素を腸管の吸収上皮細胞が吸収します。

小腸の表面は、絨毛と呼ばれるヒダに覆われていて、その内側はリンパ管や毛細血管につながっています。

栄養素はここを通って体内へ吸収され、血管を通して全身へ運ばれます。

その小腸で吸収されなかった水分と未消化物(食物繊維など)は、大腸へと送られていきます。

大腸には、小腸の1万倍もの数の腸内細菌が群れをなして待ち構えています。

その様子をお花畑に例えて「腸内フローラ」と呼んでいます。

酸素を嫌う性質の菌にとって、酸素のない大腸は恰好の棲みか。腸内細菌は、食物繊維などを自分たちのエネルギー源にします。

その分解の過程で、様々な物質を作ります。

この代謝物質がとても重要なのです。

主な代謝物質は、酢酸や酪酸、プロピオン酸などの短鎖脂肪酸です。

それらが腸管上皮細胞から吸収されて血液に取り込まれ、血中に入り全身に送られ、ヒトの健康に密接にかかわっています。

他にも肌荒れや免疫・アレルギーなど多くの研究報告があります。

最新の研究では、腸内フローラは精神状態や脳の機能とも密接な関係があり、互いに影響を与え合っていることが分かってきました。

私たちの腸では、毎日のように善玉菌と悪玉菌の縄張り争いが起こり、腸内フローラのバランスが変わっています。

この争いは出生時から始まり、離乳期、青年期、老年期と、経年的にその様相は変化しています。

例えば、乳児期には100億個以上あったビフィズス菌(善玉菌)は、老年期となる頃には、1億個ほどに激減しているのです。

これは老化による自然現象です。

年齢に関係なく腸内フローラのバランスが崩れてしまうこともあり、この理由の一つとして高脂肪の食生活があげられています。

腸内環境は食べたものに大きく左右されるため、腸内フローラをよいバランスで維持するためには、栄養バランスのとれた食事が大切です。また食事だけではなく、適度な運動は腸内フローラが活性化するといわれています。

プロテサン効果を高めるには

今までの食生活を見直して、食物繊維を多く摂るようにしましょう。 プロテサンは、1日に1兆個以上を空腹と気に摂取し、毎日、排便の状態を確認し、健康な便になるようにプロテサンの菌数を増やしましょう

便のにおい

食べた物や背景にある病気によって影響されますが、においの素は腸内細菌によってたんぱく質が分解された結果できるスカトール、インドールという物質によります。便秘などで腸内の滞留時間が長くなる時、肉などの動物性たんぱく質を大量に摂取している時、強いストレスを感じている時や過敏性腸症候群などの消化器系の病気の時はにおいが強くなります。また、膵疾患や直腸がんでは特に強いにおいを発します。逆に、規則正しい生活、適度な運動習慣、食物繊維と水分の十分な摂取、その他、適度な脂肪の摂取などにより大腸を刺激して排便を促す効果が期待出来ます。その結果、便秘を解消することでおならのにおいを軽減することが可能になります。

便の性状

  • 健康な便・・・黄褐色のバナナ状または半練り状でにおいが少なく、するりと出るソフトなもの。
  • ドロ状、水様性・・・下痢の状態です。水様性の場合、粘液、血液、膿などが混じると細菌性赤痢や伝染性下痢などの感染性腸炎や、炎症性腸疾患などが考えられます。
  • 兎糞状の便・・・ウサギの糞のようなコロコロとした便が出る場合は、大腸のどこかがけいれんしているけいれん性便秘が考えられます。
  • 太くて硬い便・・・排便時に便柱が太くて硬い場合は、大腸の運動が低下している弛緩性便秘が考えられます。
  • 硬くて断片的な便・・・たびたび便意をこらえることによって、直腸の感受性が低下して起こります。
このように、便の性状から腸内の感染や炎症の存在や、腸の蠕動(ぜんどう)運動の調子なども推測することが出来ます。

 

健康維持するためには、1日に1兆個の乳酸菌を摂り込みましょう。

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