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乳酸菌摂取のゴールデンタイム

2021/07/11 記事

肌の再生・修復が行われる「肌のゴールデンタイム」があるように、腸にも腸壁の細胞が修復される「腸のゴールデンタイム」があります。

腸のゴールデンタイムは、起床から15〜19時間後になります。

朝7時に起床したとすると、腸のゴールデンタイムは夜10時〜深夜2時となります。

腸内環境を整える方法で重要なポイントは、腸内での善玉菌の割合を多く保つことです。

腸の状態がよくなると悪玉菌は棲みづらくなり、反対に善玉菌は快適に働けるようになります。

善玉菌を増やして、腸内環境を改善していくことが必要です。

善玉菌を増やす方法としてあげられるのは「濃縮乳酸菌を摂取すること」です。

乳酸菌は善玉菌の一種で、糖類を分解して乳酸を作り出します。

この乳酸菌を摂取することは、腸内の善玉菌に援軍を送ることになります。

そして、この乳酸菌を元気にする方法に「オリゴ糖と食物繊維」の摂取があります。

オリゴ糖と食物繊維は、腸内を乳酸菌が働きやすい環境に整えてくれるためです。

腸内環境を改善するには、野菜や海藻、豆を多く取り、肉を食べ過ぎないようにすることが大切です。

健康な人の腸では、善玉菌の割合が2割以上、悪玉菌が1割以下になっています。

それ以外は日和見菌と呼ばれ、善玉菌が優勢であれば似た働きをしてくれるが、悪玉菌が優勢だと逆の性格を持ってしまう。

野菜などに含まれる食物繊維は今では第6の栄養素と呼ばれ、厚生労働省は「日本人の食事摂取基準」で1日の目標量を男性19グラム以上、女性17グラム以上と定め、1日に350グラム以上の野菜を取ることを目標にしています。

腸の動きを活発にする働きもあるので、便秘気味の場合は多く含む食材を積極的に取りたい。玄米や分づき米も食物繊維が残るのでお勧めです。

腸内環境が悪くなってくると、まず現れてくるのが「お腹の不調」です。

腸内細菌のバランスがよい時、小腸では食べたものから栄養素や水分をしっかり吸収し、残りカスが大腸へと送られ、やがて便となり排出されます。

しかし、悪玉菌が優勢な時は、大腸で便が滞るようになります。これが便秘です。

便秘は、悪玉菌の出す毒性物質により腸管が麻痺し、大腸の蠕動運動を鈍くしてしまうのです。

便秘にもいろいろ種類がありますが、このタイプの「弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)」が最も多いといわれています。

また、蠕動運動を支える腹筋や横隔膜などの筋力が衰え、腸内の善玉菌の数も減少している高齢の方も、便秘になりやすいといわれています。

悪玉菌の優勢は、下痢になってしまうこともあります。

下痢は便秘とは逆に蠕動運動が活発になりすぎることで起こります。

悪玉菌が作り出す大量の有害物質を早く排出しようとするのがその一因で、大腸で水分が十分に吸収されず、

便が柔らかくなります。体にとって悪いものは、早く出した方がよいのですが、このような状態が長く続くと、有害物質だけではなく善玉菌まで流され、腸内環境はさらに悪化してしまいます。

便秘や下痢は、腸内環境が悪くなることで起こる初期の症状です。

この症状で、腸内ではさらに悪玉菌が活発に働き、アンモニアやアミンなどの腐敗物や有毒ガスが発生します。

これは臭いおならや便の原因であるだけではなく、腸の粘膜の毛細血管をとおして全身にまわってしまいます。

やがて皮膚から皮脂や汗にまぎれて排出されるため、肌荒れの原因にもなっています。

腸はまた、私たちの身体を敵(病原菌やウイルス)から守る、免疫の一大基地です。

この基地には「腸管免疫(ちょうかんめんえき)」という免疫システムが備わっており、私たちが健康な毎日を送れるよう、病原体の発見や情報伝達、病原体そのものへの攻撃などの役割をはたしています。

腸管免疫は腸内環境が悪くなると機能が弱まってしまい、病原菌が体内で増殖を始めます。

腸内環境の悪化は、病気にかかりやすい体になってしまうことにつながります。

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