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日本人と外国人の新型コロナの違い

2020/06/25 記事

アメリカ、ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は日本時間、26日午前3時の時点で世界で949万1799人、亡くなった人は48万4155人となっています。

感染者の多い国

▽アメリカが239万8491人、
▽ブラジルが118万8631人、
▽ロシアが61万3148人、
▽インドが47万3105人、
▽イギリスが30万9455人となっています。

死者の多い国

▽アメリカが12万2238人、
▽ブラジルが5万3830人、
▽イギリスが4万3314人、
▽イタリアが3万4578人、
▽フランスが2万9734人となっています。
全世界では今までで最大の日に15万人の感染者が発生し、その一方で、日本では5月末に緊急事態宣言が全国的に解除されてから、大きな流行の再燃は起きていません。6月中旬までの日本の感染者数は約1万7000人で、これは米国の感染者数に比べると100分の1以下の数になります。

注目すべきは日本を含む東アジアと東南アジアです。この地域は流行がほぼ収束しているとともに、感染者数そのものが少ない状況にあり、日本人がこのウイルスにかかりにくい可能性も考えられます。

この地域で最も感染者が多いのは、流行の震源地だった中国の約9万人で、それでも米国の25分の1の数です。
これに続くのがインドネシア やシンガポールで4万人台。そしてフィリピン、日本の順になります。

こうして世界の状況をながめてみると、日本だけでなく東アジアや東南アジアで感染者数が少ないことが分かります。

流行が最も拡大している米国でも、アジア系の感染者は他の人種に比べて少ないようです。

ニューヨーク市の発表しているデータでは、未入院の新型コロナ感染者の人口10万人あたり頻度が、アフリカ系で366人、ヒスパニックで272人、白人で190人、そしてアジア系で95人という数値でした。

早稲田大学理工学術院先進理工学研究科の服部正平教授と東京大学大学院新領域創成科学研究科の西嶋傑博士課程学生らを中心とする共同研究グループは、日本人を含めた12カ国のヒト腸内細菌叢データの比較解析を行い、腸内細菌叢の菌種組成が国ごとで大きく異なることや日本人の腸内細菌叢の特徴を明らかにされました。

日本人腸内細菌叢は、ビフィズス菌やブラウチア等が優勢し、古細菌が少なく、水化物やアミノ酸代謝の機能が豊富である一方で、細胞運動性や複製・修復機能が少ない、他の11カ国ではおもにメタン生成に消費される水素が日本人ではおもに酢酸生成に消費される等の違いや特徴が明らかとなりました。

このほか、海苔やワカメを分解する酵素遺伝子が、約90%の日本人に保有されるのに対して、他の11カ国では〜15%となり、本酵素が日本人集団に特徴的に広く分布していることも明らかとなりました。

日本人腸内細菌叢の特徴には、生体に有益な機能が外国よりも多く含まれ、その総合的な有益性は日本人の世界一の平均寿命や低い肥満率等と関連することが示唆されました。

日本は12カ国の中でもっともビフィズス菌とブラウチアが多いという特徴があり、興味深いことは、日本が3つの欧州国とグループをつくることや、中国とアメリカがもっとも近い関係にあることです。

日本と中国は地理的に近く、同じアジア人であり食習慣も似ているにも関わらずお互いは遠い関係にあり、両国とも欧米諸国と近い関係にありました。

一方で、南米のベネズエラ、ペルーとアフリカのマラウイは地理的には遠いが穀物類を主食とする原住民という共通性をもっていました。

すなわち、得られた国間の違いを、地理的近さ、人種、食習慣のそれぞれ単独で説明できませんでした。

事実、各国の10年間の食事中の栄養素(たんぱく質、脂質、たんぱく質の組成比)を元にした12カ国の関係は、ロシアを除く欧米諸国(たんぱく質が多い食事)とアジア・南米・アフリカ(たんぱく質が少ない食事)の2グループに大きく分かれ、今日の世界の食事様式を的確に示しました。

しかしながら、この食事情報からの12カ国の関係と今回の腸内細菌叢データからの12カ国の関係は必ずしも一致しませんでした。

つまり、食事以外に、腸内細菌叢の形成に大きく影響する別のファクターの存在が今回の研究から示唆されました。

日本人腸内細菌叢は「炭水化物代謝」、「アミノ酸代謝」、「膜輸送」に関わる機能が外国よりも豊富であること、一方で、鞭毛等の「細胞運動性」やDNA損傷に関わる「複製・修復機能」が外国よりも少ないことがわかりました。

また、「エネルギー代謝」と「翻訳」が日本人に少ない理由は、外国に多い古細菌が日本人にもっとも少ないためです。

日本人の高い炭水化物の取り込みと代謝能は、より多くの短鎖脂肪酸(酢酸や酪酸)、二酸化炭素、水素を生成します。

短鎖脂肪酸はヒト細胞の有用な栄養素のひとつであり、水素は抗酸化剤として働くことが知られており、これらは宿主ヒトに対して有益に作用します。

また、細胞運動性の少なさは炎症反応が少ない腸内環境を示唆し、複製・修復の機能の少なさはDNA損傷の少ない腸内環境を示唆します。

以上の機能の特徴から、日本人の腸内環境は他の11カ国よりも相対的に健全な状態であるとのことです。

さらに、炭水化物の代謝で生じる水素は、おもに3つの経路(メタン生成、酢酸生成、硫酸還元)で消費されます。

これら水素代謝に関わる遺伝子の量を比較すると、日本人はおもに酢酸生成を水素の消費に使い、他の11カ国はおもにメタン生成あるいは酢酸生成とメタン生成の両方を水素の消費に使うことが示唆されました。

酢酸生成の最終産物は酢酸であり、上述したように、ヒト細胞の有用な栄養素となり、水素代謝も日本人の腸内環境の健全性に寄与します。

なお、以前から日本人の呼気に含まれるメタンの量が外国人よりも少ないことが知られていましたが、今回、その理由が腸内細菌による水素代謝の違いであることもわかりました。

このほか、水生植物である海苔やワカメを分解する酵素遺伝子が、約90%の日本人に保有されるのに対して、他の11カ国では〜15%となり、本酵素が日本人集団に特徴的に広く分布していることも明らかとなりました。

日本において、 新型コロナ感染、死亡する人が少ないのは、外国の方より優れた腸を持っているからです。

日本人の腸は、外国の方の方に比べて

      •炭水化物やアミノ酸の代謝機能が豊富なこと
      •ビフィズス菌が多く、古細菌が少ないこと。
      •水素を酢酸生成に消費することが多いこと。
      •海藻やワカメなどを分解する酵素をもつていること。

こウイルスの流行は始まったばかりです。

これから第2波、第3波と流行が年単位で起きるものと予想されます。

日本の方で重症化する方の多くは腸内環境を悪く、高齢者や糖尿病など疾患のある方です。

感染しても重症化しないように、腸環境を整えて免疫力を強化しましょう。

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