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大人の腸フローラ

2022/07/14 記事

赤ちゃんの時の1000日間で決まる

「腸は第二の脳」といって、腸の調子を整えると体の調子がよくなり、腸内環境、腸内フローラがとても大切で、赤ちゃんのお腹は、ビフィズス菌でいっぱいです。

受精してから赤ちゃんが生まれるまでの270日間と生まれてからの2年間を合わせた1000日間が、その後、人が健康に暮らしていく上で、とても重要だと言われています。

腸内フローラについても同様で、この時期の状態がよくないと、一歩間違えると重篤な症状が起きるかもしれません。

臨床試験で、妊婦さんと生まれてきた赤ちゃんにビフィズス菌を食べてもらったところ、食べていないグループと比べて、赤ちゃんのアトピーの発症率が下がったという結果が出ています。

また、生まれてからアトピーになった赤ちゃんにビフィズス菌とその餌となるオリゴ糖を食べさせるとアトピーの症状が緩和され、さらに1年後のぜんそくの発症率も大きく下がることも世界で報告されています。

そうしたことから、世界アレルギー機構では、妊婦さん、授乳婦さん、赤ちゃんにビフィズス菌などのプロバイオティクスを与えることを推奨しています。

高齢者の場合は、乳児のようにビフィズス菌をとったからといって、急に健康になるということはないのですが、それを残念なことと考えず、なんでもかんでも薬に頼るのでなく、自分でできることとして、ビフィズス菌などをとって、腸内フローラを整えておくことは大事だと思います。

規則正しい生活と適度な運動、そしてビフィズス菌をとることで、免疫力の低下を抑えるという研究成果はたくさんあります。

肉食を続けると腸内フローラのビフィズス菌が減り、体に有害な菌が増えるといったデータがあります。

一方で、ビフィズス菌の入ったヨーグルトと一緒にお肉を食べると、腸内フローラがよい状態で維持されるという実験結果もあります。

ビフィズス菌という体にいい菌と生涯を通じてうまく付き合うことで、お年をとってもずっと健康をキープして頂きたいです。

お通じの改善などを目的に、普段の食事に「乳酸菌」を取り入れている方も多いと思いますが、乳酸菌には、腸の免疫細胞を刺激して、「免疫力を高める働き」があることをご存じでしょうか。

腸内細菌叢のバランスを安定させ免疫力を保つためには、善玉菌を増やす必要があります。

そこで、善玉菌を増やしてくれるプロテサン、食物繊維など善玉菌の餌になるものを取り入れます。

さらに近年では、感染症の予防や治療に、「薬」ではなく免疫力を高める「食品」を効果的に用いることが推奨されており、プロテサンが医療現場で注目されるようになってきました。

ナタデココやキムチ、さらに加熱殺菌した乳酸菌(死菌)もバイオジェニックスの一つといわれています。

「生きている菌」のほとんどが胃酸で死滅し、腸内に定着しません。

「生きている菌の方が効く」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は乳酸菌やビフィズス菌を生きている状態でとり入れても、胃酸や腸液(胆汁・膵液)でほとんどが死滅してしまいます。

生きている乳酸菌」と「加熱殺菌した乳酸菌」の違いは?

加熱殺菌した乳酸菌」は安定した効果が得られ、小腸で免疫機能を高めます。

「加熱殺菌した乳酸菌」は、「生きている乳酸菌」のように胃酸や腸液の影響を受けないため、その効果が安定しています。

その働きは、小腸で免疫機能を高めるのです。

免疫細胞を刺激する成分は、乳酸菌の「細胞壁」や「核酸」部分で、有効成分である乳酸菌の「細胞壁」や「核酸」が腸まで届けば、「生きている乳酸菌」でなくても、免疫細胞を刺激し活性化させることができます。

加熱殺菌処理により圧縮され、効果が安定した乳酸菌は、その成分を効率よく利用することができます。

医療現場で、予防接種のワクチンに利用されています。

医療現場では「死菌」が利用されています。

それは、皆さん誰もが経験したことのある「予防接種」。

例えば、インフルエンザウイルス、肺炎球菌、B型肝炎、Hib(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型)など、聞きなじみのある予防接種のワクチンに「死菌」が活用されています。

乳酸菌の有効成分は、菌表面の細胞壁と核酸部分にあるため、その有効成分の量が多いほど効果は高まります。

乳酸菌の「数」が多ければ多いほど、免疫効果が高まるということです。

同じ容量で比較した場合、サイズの小さな乳酸菌の方がより多くとり入れることができるため、乳酸菌をたくさん摂取するには、菌体サイズの小さな乳酸菌が適しています。

サイズが小さく、球菌のカタチをした乳酸菌「FK-23フェカリス」が注目され、免疫力を高める効果が期待されています。

サイズが小さいことにより、小腸のすき間から大量にとり込まれて、腸内にある多くの免疫細胞を刺激します。

それによって活性化した免疫細胞が全身に移動し、ウイルスや細菌の侵入を防ぎ、侵入してきた敵と闘ってくれるのです。

プロテサン効果を高めるには

今までの食生活を見直して、食物繊維を多く摂るようにしましょう。

プロテサンは、1日に1兆個以上を空腹と気に摂取し、毎日、排便の状態を確認し、健康な便になるようにプロテサンの菌数を増やしましょう

便のにおい

食べた物や背景にある病気によって影響されますが、においの素は腸内細菌によってたんぱく質が分解された結果できるスカトール、インドールという物質によります。便秘などで腸内の滞留時間が長くなる時、肉などの動物性たんぱく質を大量に摂取している時、強いストレスを感じている時や過敏性腸症候群などの消化器系の病気の時はにおいが強くなります。また、膵疾患や直腸がんでは特に強いにおいを発します。逆に、規則正しい生活、適度な運動習慣、食物繊維と水分の十分な摂取、その他、適度な脂肪の摂取などにより大腸を刺激して排便を促す効果が期待出来ます。その結果、便秘を解消することでおならのにおいを軽減することが可能になります。

便の性状

  • 健康な便・・・黄褐色のバナナ状または半練り状でにおいが少なく、するりと出るソフトなもの。
  • ドロ状、水様性・・・下痢の状態です。水様性の場合、粘液、血液、膿などが混じると細菌性赤痢や伝染性下痢などの感染性腸炎や、炎症性腸疾患などが考えられます。
  • 兎糞状の便・・・ウサギの糞のようなコロコロとした便が出る場合は、大腸のどこかがけいれんしているけいれん性便秘が考えられます。
  • 太くて硬い便・・・排便時に便柱が太くて硬い場合は、大腸の運動が低下している弛緩性便秘が考えられます。
  • 硬くて断片的な便・・・たびたび便意をこらえることによって、直腸の感受性が低下して起こります。

このように、便の性状から腸内の感染や炎症の存在や、腸の蠕動(ぜんどう)運動の調子なども推測することが出来ます。

 

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