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脳の衰えは、油の減少と質が一因

2023/05/25 記事

脳は、水分を除くと約6割が油

私たちの脳は水分を取り除きますと約6割が油で出来ています。この油が脳を柔ら区保ち、情報伝達をスムーズにすることで、脳の働きを支えてくれています。

油は加齢と共に減少

脳に大切なDHA・EPA・ARAと言う3つのオメガ脂肪酸で、中でも脳に不可欠なDHAとARAは加齢と共に減少してしまいます。

脳の油が減りますと脳は固くなり、スムーズに働かくなります。

減るものは良質な油を足せばOK

DHA・EPAは青魚などに、ARAはレバーや卵などに多く含まれ食事で補うことができます。食が細くなったりしますから、毎日の食事バランスを工夫して補うことが大切です。

脳によい食用油

食事を摂る上で、認知症の予防に効果があるといわれているのが中鎖脂肪酸(MCT)とオメガ3系脂肪酸です。

中鎖脂肪酸は、脳のエネルギー源となるブドウ糖の代わりとして注目されています。ブドウ糖は、脳が活動するために必要なエネルギー源です。しかし、認知症になると、ブドウ糖を効率よく取り入れることができなくなるため、エネルギー不足になります。その結果、脳の働きが悪くなり、認知機能の低下を引き起こします。

ブドウ糖の代わりにエネルギーとして働くのがケトン体です。中鎖脂肪酸はケトン体を作り出します。そのため、認知症の予防として中鎖脂肪酸は効果があると言われています。

また、オメガ3系脂肪酸の中でもα-リノレン酸は、血流を良くする、脳の神経細胞を活性化する、などの効果があります。また、アルツハイマー型認知症の原因となる物質アミロイドβが溜まるのを抑える働きがあると言われています。

中鎖脂肪酸が含まれている食材は、ココナッツやパームフルーツなどヤシ科植物の種子です。ココナッツの特有な香りが苦手な人は、MCT100%という食用油がスーパーなどで売られています。無味無臭で味を損ねないため、直接サラダや飲み物にかけて摂るのがお勧めです。 ただし、加熱すると煙が出るので、注意しましょう。また、摂りすぎると下痢などを起こす恐れがあります。1日大さじ1杯を目安に毎日摂りましょう。

食用油の酸化

油が酸化する主な原因は、光と熱、酸素で、油が酸化すると、ヒドロキシノネナールや過酸化脂質という有害な物質が発生し、食用には適さなくなります。この酸化した油に含まれる有害物質は、下痢や嘔吐、腹痛、頭痛などの原因となることがあります。また、体内に蓄積し、認知症の原因になるともいわれています。一部の植物油は、精製過程で既に酸化が進み、体に有害な物質を含んでいるといもいわれています。

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